殺菌、保存だけじゃない!!効果効能もすごい、高価で貴重だった調味料とは?
健康診断では見つからない不調の原因と解決策を明らかにするカイロプラクター&酵素栄養学指導士の須藤眞澄美です。
殺菌、保存だけじゃなく、効果効能が凄い調味料とは
「お塩」
です!!
今回のシリーズものとして「お塩」についてお伝えしています。
お伝えしたいことが山のようにあるので、数回に分けてアップしていきますね。
●1回目 薬は一生の飲まなくてはいけないの?高血圧改善した患者に告げた医師の言葉とは?
●2回目 減塩すると認知症になる⁈減塩は体にいいのか?悪いのか?
最近、何かとお塩は悪者扱いされていますが、とっても大事な栄養素を含んでいるんです!!
「塩を摂らないと死につながる」くらいとっても大事な調味料!!
昔は塩は金と同じくらいの価値があるとして、世界中で貿易の主力商品として取引されていました。
また、通貨としても使われおり、古代ローマでは兵士に給料として塩を渡していたため、
「サラリー」の語源ともなったそうです。
日本にも塩街道というものがあり、塩が山奥などへも届くよう流通経路が確保されていました。
上杉謙信が、塩が手に入らなくて困っていた敵方の武田信玄に塩をおくったとして有名な話があります。
この出来事から「敵に塩を送る」ということわざができました。
体調が悪くて、倒れたときに病院で真っ先に行われる治療は「点滴」です。
その点滴の中身は「生理用食塩水」なんです。
塩は人が生きていくうえで欠かせない調味料。
では、塩の体にいい成分とは何か?
それは、ミネラルです。
ミネラルとは
鉱物や無機物のなかでも最も細かい分子の事をいい、地球上には92種類存在する
といわれています。
昔教科書でみた、元素記号表にでてくるものがそうです。なつかしいなぁ~
人の体はたんぱく質、脂肪、水分が96%を占めるのに対し、ミネラルは残りの4%を占めます。
わずかな量にもかかわらず、健康に大きな影響力をもち、しかも体内で作ることが出来ません。
食べ物からとるしか方法がないのです。
また、体に必要なミネラルは70種類といわれています。
そのミネラルの代表的な食べ物が「塩」です
ミネラルが豊富に含まれています。
海水に含まれるミネラルの成分は、海の環境により若干変わりますが、
- 塩化ナトリウム
- マグネシウム
- カルシウム
- 亜鉛、鉄、銅
などこの他にも微量なミネラルやイオン類が含まれています。
必要なミネラル70種類のうちの何種類かが一変にとれます。
海水から製造した自然塩なら、これらの有効成分をそのまま摂取できるんです。
ミネラルの効果効能
- 心臓の働きを強くする
- 神経伝達の働きを良くする
- 筋力アップ
- 血管の働きを良くする
- 糖の代謝を行う
- ホルモン合成を行い活発化させる
- 生殖器を正しく機能させる
- 傷が治りにくくなる
- 味覚を整える
- 子供の成長、発育を活性化する
- 貧血の予防
- きれいな肌を作る
- 免疫機構のアップ
- 体温を上げる
などなどすごい働きをしているでしょう!!
なかでも一番重要なのが
「胃酸を作る材料になる」
ということです!!
この胃酸ができないと、消化不良を起こしたり、ピロリ菌などの細菌、ウイルスも繁殖しやすくなったりします。
胃酸が不足するとべ物が消化できないから、胃が動きすぎて逆流性食道炎も発症しやすくなります。
亜鉛はインスリンを作り出し維持するためにも必須であり、糖代謝を行うためにも必ず使われます。
そのためダイエット、糖尿病予防にもかかせません。
ミネラル不足により血管の働きが悪くなることで、血圧が上がったまま、下がったままだと、脳へ酸素と栄養が届かず、認知症、アルツハイマー、パーキンソン病を発症したりします。
ミネラルは体の構成成分だけでなく、体の機能や代謝にも深く関与しているのが分かるかと思います。
塩ってすごい働きをしていると思いませんか!!
「骨のためにカルシウムをとる」「貧血だから鉄をとる」という単独のとるよりも、
できるだけ多くの種類のミネラルをバランスよくとることが大事です。
理想は70種類のミネラルを摂ること。
これはなかなかサプリメントの利用するなどしないと現代の食事では難しいのですが、
まずは「天然のお塩」を摂ることから始めてください
塩を摂る分量が気になるところだと思いますが、減塩をおこなうまえ日本人が摂取していた「15g」がいいです。
この量をいっぺんに摂らないでくださいね。一日かけて摂る量ですよ!!
ニューヨーク・タイムズでは「減塩についての疑い」という記事のなかで、
「減塩が健康にとってよいという事実はほとんどない」と記事を掲載しています。
塩を摂りすぎた場合、のどが渇くというサインで水を摂るようになり、体の外へ尿から排出します。
つまり、無理して食塩を減らす味気ない食事にするのではなく、体が欲するままに塩のはいった食事をすることがいちばんということです。
塩を購入するときに注意することは、原材料のところに「海水」「岩塩」以外の記載があった時です。
製造時に「にがり補足再生塩」といって、にがりやミネラルを添加しています。
人工のミネラルが添加されていることもあるので、こういったお塩の購入は避けた方がよいです。
塩にも体に害をなす「とってはいけない塩」というものがあります。
次回はこの「とってはいけないお塩」についてお伝えしますね。
今日もお読みいただいて、ありがとうございます
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